強迫性障害に勝つ│知っておきたい症状と解決方法

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実を言うと、強迫性障害と遺伝の関係は、まだはっきりとした答えは出ておらず、専門家の間でも意見が別れています。ただひとつ言えるのは、親子や兄弟で強迫性障害を発症する確率は高いということです。兄弟でも、普通の兄弟に比べて、一卵性双生児や二卵性双生児、なかでも一卵性双生児では、強迫性障害を2人一緒に発症する確立が高いとも言われています。ただ、これは遺伝ということではなく、身近に居る人が強迫性障害を発症することにより、自分も発症してしまうことがあるということのようです。

親子で発症しやすいのは、やはり子供が親の背を見て育つというところに問題があるようです。私達は、成長する課程で親のすることを真似ていきます。口調や手癖、食事のとり方や好み、服装など、親の影響というのはとても強いものです。強迫性障害が遺伝性の病気出なかったとしても、生活スタイルの面から発症するのであれば、親子で発症しやすいことは十分うなずける話です。

強迫性障害が遺伝性であるにしろ、無いにしろ、果たして出産や育児に影響はあるのでしょうか。強迫性障害は、親の育て方に左右されないという研究結果もあります。いたずらに強迫性障害を発症しないようにと緊張感のある生活をおくると、それがかえって逆効果になることもあります。だから、強迫性障害で悩まれている方は、むしろ病気について思い悩むより、根気強く治療を続けて、子供に対しては、できるだけ自然な態度で、接することが良いのではないでしょうか。