強迫性障害に勝つ│知っておきたい症状と解決方法

原因とされるもの

女性

脳神経の問題も

強迫性障害は心理、あるいは社会的な問題が原因で起こるとされてきましたが、近年では脳の機能障害によって起こるものだということも分かってきました。発症してしまう原因の一つが脳内の神経伝達物質であるセロトニンとされています。セロトニンは脳内の情報を各神経細胞に伝達する役割がありますが、強迫性障害ではセロトニンの働きが異常をきたします。これによって汚いものや安全に対して、より強い不安感を抱くようになるのです。また、脳内のある特定の部位が異常な働きをしている場合も、強迫性障害の原因になるとされています。

発症しやすい人

様々な要因が重なった時に、強迫性障害は徐々に発症していく場合が多く、思春期など心のバランスが不安定な時期や、受験などのストレスを抱えてしまった時、就職や出産など、社会的により強い責任を求められると感じている時、特に発症しやすくなると言われています。特に元から几帳面な性格をしている人や、責任感の強い人、思い込みが強く、常に白か黒かハッキリさせたいという人は特に発症しやすいと言われています。しかし、そうした性格の持ち主で無くとも、事故に遭ったり、犯罪に巻き込まれたりしたことがきっかけになり突然発症する場合もあります。その為、どんな人でもなり得る可能性を秘めているのがこの病気です。

遺伝要因もあります

心理的に問題を抱えた人がこの障害で悩むことが多いと言われていますが、軽度の遺伝性も認められることも事実です。また、子供の頃にリウマチ熱を発症したという方も、後遺症として強迫性障害が引き起こされるとも言われています。心理的な問題だからと、決めつけて不安を内に抱え込んでしまうことで、症状がより深刻になることも考えられます。もしも強迫性障害ではないかと感じた時は親類に精神疾患で悩んでいる人はいないか、幼少期にどのような病気をしたことがあるか、今一度確認してみましょう。